ニュース

Official Account

【クマ出没】「ヒグマ注意報」「ヒグマ警報」の運用見直しへ 福島町での死亡事故受け 各市町村から意見を聞いて発表基準などの方針決定

2025年08月06日(水) 12時00分 更新

 7月、北海道南部の福島町の住宅街で、新聞配達の男性がヒグマに襲われ死亡した事故を受けて、北海道が、ヒグマが出没した際に出す「注意報」と「警報」の運用の見直しを検討していることが分かりました。





7月、福島町の住宅街で新聞配達の男性がヒグマに襲われ死亡した事故では、直前に3件の目撃情報がありましたが、北海道から「ヒグマ注意報」は出されていませんでした。







「ヒグマ注意報」と「警報」は、北海道のヒグマ管理計画に基づき、3年前から運用が始まり、市街地付近で頻繁にヒグマが出没した際などに「注意報」が、また、市街地付近でヒグマによる人身被害が発生した際に「警報」が出されていました。



福島町の事故を受けて、北海道はこれまでの発表の基準や方法などの見直しを進め、今後、各市町村から意見を聞くなどして方針を決めるということです。

北海道ニュース24