クマを警戒しながら墓参り 盆の入りの北海道 4つの地域で「ヒグマ注意報」 供え物の持ち帰りを促すマチも
2025年08月13日(水) 12時22分 更新
盆の入りの13日、各地の霊園には多くの人が訪れて墓前で手を合わせました。
一方で、クマの出没が相次ぐ地域では警戒しながらの墓参りです。
石狩の「ばらと霊園」には朝から多くの家族連れなどが訪れ、それぞれの思いを先祖に伝えました。
墓参りに来た人
「これからも家族を支えていくために頑張っていくと伝えました」
今年は日中の厳しい暑さを避けようと、朝の早い時間に墓参りする人が多く、滞在時間も短いということです。
一方、4月にハンターがクマに襲われた現場に近い美唄市郊外の墓地では、警察や市が巡回し、訪れた人たちに供え物は必ず持ち帰るよう促しました。
道は、砂川市など4つの地域に「ヒグマ注意報」を出して注意を呼びかけています。