26歳男性が襲われ死亡した羅臼岳で駆除したクマのDNA分析へ…観光に影響も「どこでクマが出るかわからない、ちょっと怖い」北海道斜里町
2025年08月16日(土) 13時39分 更新
14日北海道知床半島の羅臼岳(標高1661m)で男性がクマに襲われ死亡した事故を受け、夏の観光シーズンを迎えた知床では16日も影響が出ています。
大内孝哉カメラマン
「知床五湖へ通じる道は、きょうも通行止めになっています」
観光名所として知られる知床五湖や知床連山に向かう登山道は、16日も終日閉鎖されています。
・観光客(道の駅うとろ・シリエトク/午前9時ごろ)
「機会があれば行ってみたいと思っていたので、行けないのは残念だな」
「どこでクマが出るかわからないから、ちょっと怖い」
羅臼岳では、14日登山をしていた東京の会社員、曽田圭亮さん26歳がクマに襲われ死亡。
現場付近では、親子のクマあわせて3頭が駆除されました。
北海道立総合研究機構は16日、目撃者から男性が襲われた状況を聞き取るとともに、今後、駆除されたクマを札幌に運んでDNAを分析し、男性を襲った個体かどうか調べることにしています。