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海の異変 サンマに続き秋サケも記録的不漁 網には意外な魚が… 北海道

09月15日(火) 15時55分 更新

09月15日(火) 15時55分 更新 [今日ドキッ!で放送]

 サンマに続き、記録的な不漁に見舞われている秋サケ。北の海に何が起きているのでしょうか。

 北海道を代表する秋の味覚、秋サケ。年々、漁獲量は激減し、去年の道内の水揚げ量は、4万5000トンと、4年連続で10万トンを下回っています。秋サケは今年も不漁が続いていて、釧路の市場では、3、4年前と比べ、1キロあたり300円ほど値上がりしています。また、道東で9月末ごろにとれる、状態がいいイクラも、今後さらに値上がりする可能性があると言います。

 「3、4年前ですと、だいたい(200グラム)1800円くらいで売っていた。その頃から比べると1割アップ。さらに今年は1割アップかなと思う」(田村商店・田村秀樹社長)

 道東の別海町で、1日に解禁された定置網漁に同行しました。別海漁港では、12日までの水揚げ量は6.9トンで、去年の同じ時期のおよそ4分の1にとどまっています。仕掛けてある網を上げると、秋サケの数はわずかです。

 「数百本超えないと話にならないんだけど、今は10匹足らずでしょ。全然話にならない」(別海漁業協同組合・大橋丈晴代表監事)

 さらに…

 「あちらをご覧ください。シイラと呼ばれる魚で、本来は南の方にいるはずの魚の群れが船の横にいます」(記者リポート)

 網には、温暖な海に生息するシイラや、10キロほどのブリがかかりました。その理由のひとつが海水温の上昇です。道東では、9月に入っても20度近い日が続いています。さけます・内水面水産試験場によりますと「サケは5度から13度が生息に適していて、海水温が高いと定置網が届かない深い位置にとどまっている可能性がある」と指摘しています。

 「去年もおととしもあまりよくないですけど、それにも増してだめ。今後どうなるか、増えてくれることを期待するしかないですけど」(別海漁業協同組合・大橋丈晴代表監事)

 今年の道内の来遊量は、1990万匹余りで、去年より200万匹ほど増えると予測されていますが、海水温の高さが漁獲量に影響を与えそうです。

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