日本とロシアが「地先沖合漁業交渉」妥結 漁獲割当量は前年から半減に 協議難航で約半年遅れての妥結
2025年05月31日(土) 10時58分 更新
日本とロシアが互いの200海里水域での2025年の操業条件を決める漁業交渉が30日に妥結しました。
日本とロシアの200海里水域内での2025年の操業条件を決める「地先沖合漁業交渉」が30日にオンラインで開かれ、妥結しました。
双方が同じ漁獲枠で無償で漁獲できる割当量は2万2000トンと、前の年から半減しました。
このうち、日本がロシア水域で漁獲する主な魚種の割当量は、サンマが約44パーセント減の1万4569トン、スルメイカは50パーセント減の2810トン、マダラは約75パーセント減の810トンとなっています。
漁業交渉は例年、前の年の12月に妥結されますが、今年は協議が難航し、5月末の妥結となりました。