国籍不明の不審な漁具“カニかご”71個見つかる 通常サイズより大きい直径1.5mの鉄製 外国船による密漁の可能性 北海道猿払村沖
2025年05月01日(木) 12時13分 更新
今年3月、毛ガニかご漁が解禁された北海道北部の猿払村沖で、国籍不明の不審な漁具が仕掛けられているのが見つかりました。道などは、外国船による密漁の可能性もあるとみて監視を強化しています。
不審な漁具が見つかったのは、猿払村浜鬼志別の沖合です。
今年3月、猿払村漁協に所属する漁船が毛ガニ漁のかごを引き揚げたところ、国籍不明の不審なかご71個が仕掛けられているのがみつかりました。
漁協などによりますと、通常、オホーツク海で行われる毛ガニかご漁では直径1メートルほどの竹製のかごが使われますが、今回、みつかったかごは直径約1.5メートルの鉄製だったということです。
道や海上保安庁は、外国船による密漁の可能性もあるとみて監視を強化しています。