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【カーリング】ロコ・ソラーレが五輪3大会連続出場と悲願の金メダルへ 日本代表をつかみ取る勝負のシーズン

2025年06月26日(木) 18時11分 更新

冬のオリンピックに3大会連続の出場と、悲願の金メダルを目指す、カーリング女子、北見の「ロコ・ソラーレ」。

五輪の日本代表を掴むべく、勝負のシーズンを迎えています。

吉田知那美選手(33)
「9月の(日本代表候補決定戦)に向けて、ロコ・ソラーレで家を建てているような気持ちっていうのがすごくあって、こうなりたいという設計図をみんなでひとつひとつ、大工さんの気持ちで組み立てていってるような感覚がある」



来年のミラノ・コルティナオリンピックで3大会連続出場を目指し、5月から地元の北見市常呂町で練習を開始した「ロコ・ソラーレ」。



昨シーズンはなかなか思うようなプレーが出来ず、2月の日本一を決める大会では、優勝を逃す結果になってしまいました。



鈴木夕湖選手(33)
「なかなか勝ちきれなくて、自分たちでもすごく悔しい思いをしていた」



そして迎えた、オリンピック代表を決めるシーズン。苦い経験から見えてきたものがありました。

吉田夕梨花選手(31)
「ほかのチームに比べて、少し私たちが劣っている。ここがうまくなったら、もっと試合の展開が良くなったり、もっと勝ちやすくなるっていう部分が“投げ”の部分で出てきた」



日に日に上がる世界のレベル。いまは、ショットの精度の追求に力を入れています。

吉田知那美選手(33)
「私たちがやっているのは、感覚の可視化。手からストーンを離すっていう動作を、より精度の高いものにする。(リリースの)押し出す具合は目には見えない。私達は練習方法を変えて、感覚の部分をチームの共通言語にできるように」

投げる瞬間の肘の伸び具合や、ストーンを離すときの角度など、選手それぞれの感覚までも互いに共有し、レベルをさらに上げようとしています。



吉田知那美選手(33)
「そこまでやるチームがどれだけいるかわからないんですけど、せっかくやるならそこまでやろうっていうこと」

チーム結成から15年。変わらぬチームワークで3度目のオリンピック出場を目指します。



藤澤五月選手(34)
「投げ方、作戦、ショットの精度、私たちがやりたいこと、やるべきことははっきりしているので、自信と誇りを持って、9月の(日本代表候補決定戦に)臨めるように頑張っていきたい」

北海道ニュース24