【水道工事めぐる贈収賄事件】美唄市役所など関係先に家宅捜索 桜井恒美唄市長「詳細が判明され次第厳正に対処する」
2025年04月15日(火) 12時07分 更新
美唄市が発注した水道工事をめぐる贈収賄事件で、警察は14日、関係先へ家宅捜索に入りました。
馬場佑里香記者
「家宅捜索に入った捜査員たちが続々と市役所から出てきます」
逮捕されたのは、美唄市上下水道課の元課長補佐・本田強志容疑者(53)と水道設備会社・社長の伊藤義則容疑者(66)、取締役の磯田諭容疑者(51)の3人です。
本田容疑者は、2021年から2024年までの間、美唄市が発注する6つの水道工事をめぐり、伊藤容疑者らの会社が落札できるよう便宜を図り、見返りとして約85万円相当の旅行代金などを負担させた疑いが持たれています。
元職員の逮捕を受け、桜井恒市長は「事実関係の把握に努め詳細が判明され次第、厳正に対処する」とコメントしています。