「(家の)中もすごい水、こんなふうになっていると思わなかった」 函館”記録的大雨”の爪痕 家の玄関を土砂がふさぐ 太平洋側西部では2日夜にかけても警戒必要
2025年09月02日(火) 17時56分 更新
1日、観測史上初めて1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降った北海道函館市。
住宅街では2日朝にかけて土砂崩れが発生しました。
2日朝の函館市原木町です。
1日からの大雨で住宅街に土砂が流れ込み、家の玄関をふさぎました。
外出先から戻った男性は…。
住民
「(家の)中もすごい水、こんなふうになっていると思わなかった、笑うしかない」
隣の家では、自宅前に停めた車が土砂に埋まり、動かせなくなりました。
住民
「(昨晩の)5時か6時くらい。80年いて初めて」
1日夕方に記録的短時間大雨情報が発表された函館市泊では、2日午前10時までの24時間に279ミリの雨を観測。
大雨の影響で、函館市では市内の小中学校などあわせて4校が臨時休校となったほか、国道278号は汐首町など3カ所で冠水や土砂の流入が発生し、通行止めとなっています。
太平洋側西部では、2日夜にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みで、大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要です。