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店の“ロレックス”を勝手に売却 「自分のために使ったが…」買取販売店元店長の男(45)が約820万円を横領か

2025年09月30日(火) 19時30分 更新

業務上横領の疑いで45歳の男を逮捕した札幌北警察署
業務上横領の疑いで45歳の男を逮捕した札幌北警察署

古物買取販売店の支店長だった男が、客から買い取り保管中だった高級腕時計を他店に売却し、現金約820万円を横領したとして逮捕されました。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区のアルバイト従業員・酒井崇充容疑者(45)です。

酒井容疑者は2020年1月から2023年7月までの間、当時、支店長として勤務していた古物買い取り販売店で、顧客から買い取ったロレックスなどの高級腕時計7本を札幌市内の古物買取店に売却し、約820万円を横領した疑いが持たれています。

警察によりますと、2023年11月、被害法人の役員が「酒井容疑者が在職中、複数の高額腕時計が所在不明になっている」という旨を警察に相談し、事件が発覚しました。

捜査を進めた結果、所在不明の腕時計は、酒井容疑者が売却してたことが判明し、警察は事件発覚から約2年後の2025年9月29日に酒井容疑者を逮捕しました。

警察の取り調べに対し、酒井容疑者は「時計を売って自分のために使ったが、会社の赤字を埋め合わせるためでもあった」と容疑を一部を否認しています。

警察は余罪についても調べを進めています。

北海道ニュース24