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北海道内は各地で夏日に 最高気温28.1℃の北見市は「寂しい夏」に…今季から財政難のため公園の噴水など7割超“水遊び場”稼働停止

2025年05月29日(木) 17時40分 更新

夏を先取りしたような暑さです。29日は全道的に気温が上がり、各地で25度以上の夏日になりました。

北見市では午後3時半までの最高気温が28.1度、隣の遠軽町では28.5度と真夏並みの暑さとなりました。



札幌市でも26.4度と、25度を超え13日ぶりに夏日となりました。

・北見市民
「結構暑いですね。歩いてたらどんどん汗が出てくるので」



・北見市民
「やはり気候の変化に驚いている。体がついていかない」



夏本番を前に、北見市では水遊びなどができる「親水施設」の多くが利用できない状態です。



市の著しい財政悪化を改善するための「財政健全化計画」の一環で、2025年度から市内にある19の親水施設のうち7割を超える14の施設で噴水などの設備の稼働を停止することになりました。

・北見市民
「寂しくなりますね。暑いときだけでも(水を)出してくれる所があればいいんですけどね」



北見市は、親水施設の稼働停止で年間2,210万円の予算縮減効果を見込んでいますが、水遊びが好きな子どもたちにとっては少し寂しい夏になりそうです。

北海道ニュース24