22年産5キロ2138円“備蓄米”道内イオンで販売開始「銘柄米が4000円近く高いなと思って、うれしい」コンビニや量販店などに拡大
2025年06月26日(木) 16時02分 更新
早朝のスーパーにずらっと並んだ人の列。その数、なんと300人。お目当ては待ちに待った備蓄米です。
・伊藤凛記者
「午前8時です。いま道内のイオンで政府備蓄米の販売が始まりました」
イオン北海道は、26日から随意契約で調達した政府備蓄米の販売を始めました。
2022年産のいわゆる古古米で、価格は5キロで2138円です。
開店と同時に入荷された2000袋が、開店と同時に次々と客に手渡されていきます。
・購入した客
「(銘柄米が)4000円近いから高いなと思って来た。とってもうれしい」
「いままでゆめぴりか食べていて、経済的に年金生活で厳しいし、5キロでいいかなと(妻と)2人なので」
26日は道内3店舗のみの販売ですが、27日はイオン帯広店や北斗のイオン上磯店など道内9店舗で販売され順次、全道に拡大します。
一方、こちらは苫小牧市の海の駅。
札幌の「松原米穀」が備蓄米の出張販売を行い、22年産の古古米が5キロ2150円で販売されました。
・午前6時から並んだ客
「2つです。ありがとうございます」
・購入した客
「あっちこっちで買えなくて、以前買ったのは古古古米か?ここは古古米だから」
28日には道内でも、コンビニ大手の「セブンーイレブン」やディスカウントショップの「ドン・キホーテ」で備蓄米の販売が始まります。