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津波警報下の避難で“新たなリスク” 避難所の熱中症に注意を…専門家が呼びかける命を守る備え「水と塩分を忘れずに」 

2025年07月30日(水) 16時17分 更新

 津波警報による避難が続くなか、防災に詳しい北見市の日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏教授は、「避難所の熱中症」に気を付けてほしいと話しています。

日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏教授
「今の時期、避難するときには、水と塩分を一緒に持ち出していただきたい。夏場は、冬よりもトイレについて、衛生環境が厳しくな
ります。トイレ、食事、自分の健康の部分、そういうことを留意して、自分の持ち物考えてほしい」

「特に、小さいお子様、乳児を連れている方、高齢者は熱中症に要注意の人たちです。停電はしていないので、できるだけ涼める場所に入ってほしい」

「水を摂取すること、水だけは足りませんので、塩分をしっかり取る。普段のままの健康維持を、この状況においても、しっかりと継続して欲しい」

「避難をしている最中、ひとりにならないことが大切。ひとりでいると、自分が頑張ってしまっている状態になっているので、健康状態が正常なのか、体調が崩れているのか理解がしにくくなることがある。お互いに声をかけあっていただきたい」

北海道ニュース24