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【クマと衝突の瞬間】国道を走行中の乗用車に体長2メートルほどのクマが衝突 茂みから突然現れてぶつかり、車のフロント部分やボンネットが激しく損傷 北海道音威子府村
2024年09月05日(木) 14時31分 更新
5日、北海道音威子府村の国道で乗用車がクマと衝突しました。衝突の瞬間をドライブレコーダーが捉えていました。
視聴者撮影(5日朝 北海道音威子府町)
5日午前7時半すぎ、音威子府村の国道275号線で、50代の女性が運転する乗用車が、道路に飛び出してきたクマと衝突しました。
警察によりますと、女性は歯医者に行くために車を運転し、中頓別町から音威子府村にまたがる、国道275号線の天北峠を走行していました。
その際、運転席から見て、右側にある森の茂みから体長約2メートルのクマ1頭が飛び出してきて、車の右側にぶつかったということです。
車とぶつかってクマは、転がった後、体を起こして、山の方へ立ち去ったということです。
50代の女性に、けがはありませんでした。
車は、フロント部分のライトなどが壊れ、ボンネットが折れ曲がるように損傷しました。
飛び出してきたクマと衝突した際の、衝撃の大きさがわかります。
現場は携帯電話が通じない場所だったため、女性は、壊れた車を運転して、音威子府村の駐在所まで移動し、クマと遭遇したことを伝えたということです。
警察は、付近のパトロールをし、運転中のクマとの遭遇や安全運転に注意を呼びかけています。