「不発弾らしき物を海底から引き上げた」ナマコ漁の関係者が通報 長さ60~75㎝ほど、安全確認されるまで港周辺を交通規制 北海道・稚内港
2025年08月12日(火) 15時14分 更新

12日午前、北海道稚内市の沖合の海底から、不発弾のような物体2個が引き上げられました。
この影響で、稚内港第一副港周辺は、安全が確認されるまで交通規制がかかっています。引き上げられた不発弾のような物体(稚内海上保安部提供)
12日午前11時ごろ、稚内漁港の沖合でナマコ漁をしていた漁業関係者から「不発弾らしき物を海底から引き上げた」と稚内海上保安部に通報がありました。
海上保安部によりますと、不発弾のような物体は2個引き上げられ、1つは長さ75センチ直径15センチほどで、もう1つは長さ60センチ直径12センチほどだということです。稚内港周辺は交通規制がかかる
いずれも茶色くさびつき、かなり劣化が進んでいるとみられています。ナマコ漁の関係者が「不発弾らしき物を海底から引き上げた」通報
通報を受けた海上保安部と警察は、船が係留されている稚内港第一副港の半径100メートルを安全が確認されるまで通行を制限していて、午後3時の時点でも解除はされていません。稚内海上保安部
引き上げた不発弾のような物体は今後、自衛隊が回収し、爆発の危険があるかどうかなど調べる方針です。