北海道のニュース

【日本ハム】真夏の天王山 ホームにソフトバンクを迎えての第3ラウンドは壮絶な投手戦に 先発の伊藤は9回無失点 延長10回に奈良間がサヨナラ打

2025年08月24日(日) 18時08分 更新

9回無失点の力投を見せた伊藤大海
9回無失点の力投を見せた伊藤大海

■日本ハム1x-0ソフトバンク (エスコンF・24日)

夏の天王山第3戦は、エースが魂の投球を披露!

ファイターズの先発はリーグ最多の12勝をあげている伊藤大海。

立ち上がり2本のヒットでいきなりピンチを迎えますが…気合のこもったピッチングで初回を0点に抑えます。

打線は2回、ソフトバンク先発、防御率リーグトップのモイネロから連打で満塁のチャンスを作り、打席には田宮! 

セカンドへの併殺打で、大きなチャンスをものにすることができません

両エースはその後も0を並べ迎えた7回、モイネロから再びチャンスを作り、ここで代打松本剛、しかし、捉えた当たりはセンターフライに倒れます

続く8回、伊藤がピンチを迎えます。 ランナーを2塁に置き、バッターは山川、フルカウントからの8球目、ショートゴロに抑え0点に抑えます。

伊藤は9回も得点圏にランナーを背負うものの、0点で乗り切り、マウンドを降ります。

延長10回、後続を託された上原が4人で抑え、迎えたそのウラ、田宮がショートへのヒットで出塁し、山縣がバントで田宮が2塁へ進みます。

続く矢澤が死球で出塁し、清宮がレフトへのヒットで満塁に。

チャンスに打席に立ったのは、この日初打席の奈良間。

ソフトバンク杉山からの4球目をセンター前に運び、3時間半を超える激闘を決め、喜びを爆発させました。


<9回無失点力投の伊藤大海とサヨナラ打を放った奈良間大己のヒーローインタビュー>

●伊藤大海
(2連勝での3試合目はどんな気持ちでマウンドに?)
緊張で倒れそうだったけど、きょうは一人で投げぬくつもりだったので9回投げられたことは良かったですし、最後、大己が決めてくれたので本当に良い1日になりました。

(ガッツポーズ何度も、ピンチも何度もしのぎました、どんな気持ちでマウンドに上がり続けた?)
皆さんもわかっている通り、きょうの試合の大事さっていうのは感じていたので、初回から全開で行くことしか考えてなかったので、体現出来てよかった。

(入場者の数は3万5千874人、きのうに迫る人数です。この大声援が背中を押してくれた?)
100球超えたぐらいから、ほとんど感覚はなかったけど、みなさんの声、声援が力になってボールにのってくれた結果だと思う。ありがとうございました。

(今日の激闘を振り返ってメッセージを)
きょうの9イニングは1勝以上の価値がありましたし、きょうこの試合にかける思いはすごく強かったのでチームが勝ったことがなにより嬉しいので、まだまだファイターズは突き進みたいと思います。

●奈良間大己
(ナイスバッティングでした)
いやー、久しぶりにマイク持ちましたね!

(久しぶりのお立ち台の景色)
ホントに、このエスコンにいる8割の人が郡司さんでいいじゃんと思ってたと思いますよ。でも、その2割、1回追い込まれてからスタンド見たときに、めちゃくちゃ声出てたんで、最後までお願いします!

(その最後決めたときの気持ち)
バカうれしかったですね。

(この大事な3連戦最高な形、ソフトバンクとのゲーム差0.5、いよいよこの先に向けてファンの皆さんへ)
いよいよなんですよ!、戦いはここからです、選手とファンの皆さんで、一丸となって戦いましょう! 

北海道ニュース24