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「火の手がすごく、あっという間に…」住宅8棟が焼ける火事 強風で延焼 通報から9時間後に鎮火 住人10数人は親戚や知人宅へ

2023年11月19日(日) 18時41分 更新

 19日朝、北海道南部の乙部町の住宅から火が出て燃え広がり、あわせて住宅8棟が焼けました。

 建物全体が真っ赤な炎に包まれています。
 19日午前7時前、乙部町花磯の2階建ての住宅から火が出ました。
 火は周囲の家にも広がり、あわせて住宅8棟を焼いて発生からおよそ9時間後に消し止められました。
 この火災によるけが人はいません。

8棟が焼損
目撃した人
「火の手がすごくて、あっという間に火が燃え移っていった」

藤田忠士記者
「乙部町の国道です。煙突が2本だけ立っていますが、ここにも家がありましたが焼け落ちてしまっています」

午後4時鎮火
 警察や役場によりますと、焼損した8棟には、8世帯十数人が住んでいましたが、それぞれ親戚や知人宅に避難しているということです。

焼損した8棟の住人10数人は親戚や知人宅へ避難
 また火事の影響で起きていた停電は、午後4時ごろに復旧し、役場が開設した避難所1か所も閉鎖されました。
 北海道開発局の観測では、乙部町で、午前7時に風速15.9メートルの風を記録していて、火は、この強風にあおられ燃え広がったと見られています。
 警察と消防が、火元の家の家を特定するとともに、出火原因を調べています。