玄米の入った袋「フレコン」が高さ5メートルほどから落下 下敷きになった44歳の男性死亡 北海道由仁町の農業用倉庫
2025年10月05日(日) 10時41分 更新

作業事故について調べているくり
4日午後、北海道由仁町の倉庫で、作業をしていた男性が落下してきた玄米袋の下敷きになり、死亡しました。
死亡したのは、札幌市東区で派遣社員、大井亮輔さん(44)です。
4日午後1時半ごろ、由仁町熊本の農業用倉庫で「作業事故が発生して負傷者がいる」と警察に通報がありました。
警察によりますと、大井さんは、倉庫内で、同僚2人と一緒に、玄米の入った大型の袋「フレコン」をリフトでつり上げる作業をしていましたが、袋が高さ5メートルほどから落下し、大井さんが下敷きになったということです。
大井さんは病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
「フレコン」は、フレキシブルコンテナバッグと呼ばれる袋で、一般的に、約1トン程度まで穀物や飼料などを入れて運ぶことができます。
警察は、当時の作業手順に問題がなかったかなど、関係者から話を聞いて詳しく調べています。