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頭上を見上げると…オランウータンのびのび活動中!ボルネオ島・亜熱帯林を再現した新展示施設21日オープン「オランウータンとボルネオの森」札幌市円山動物園
2024年05月21日(火) 18時03分 更新
21日の札幌市円山動物園です。来園者たちの視線の先にいるのは…オランウータンの「レンボー」と「レイト」の親子です。
円山動物園に21日オープンした新しい屋内飼育施設、「オランウータンとボルネオの森」です。
野生のオランウータンが生息する東南アジア・ボルネオ島の亜熱帯林が再現されています。
松尾香奈記者
「館内に来ています。湿気があってあたたかく、実際に土や木の匂いがします。本当に森の中にいるようです」
館内は3つのエリアに分けられ、様々な仕掛けが施されています。
松尾香奈記者
「見て下さい!私の真上にいます、迫力が凄いです」
特徴は、なんといっても高さ8メートルの天井。
樹木の上で生活するオランウータンが木と木と移動する「スウェイ」と呼ばれる習性を間近で観ることができます。
時にはエサをもらいに目の前まで下りてくることも。この迫力です!さらに、正午になると…。
松尾香奈記者
「いまスコールが降り出しました」
ボルネオ島の自然環境を再現するため、定期的に人工のスコールが降り注ぎます。
来園者
「すごい楽しみにしてました。(レイトが)相変わらずかわいかった。ちょっと大きくなっていました」
「近いオランウータンが見られてかわいかった」
「とても見やすく、展示の仕方も工夫されてて楽しかった」
21日オープンの「オランウータンとボルネオの森」。オランウータン本来の生き生きとした姿が観察できます。