入会できない航空会社のマイレージ会員になり…61歳暴力団組長がマイレージ491円相当を不正に取得「マイルが貯まっている認識はなかった」
2025年05月19日(月) 17時21分 更新

電子計算機使用詐欺容疑で二本柳剛容疑者を逮捕した函館西警察署
去年12月、暴力団員の入会が拒否されている航空会社のマイレージ会員として不正にマイルを取得した疑いで、61歳の暴力団幹部の男が19日逮捕されました。
電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、函館市日吉町の無職で、暴力団八代目会津小鉄会三代目村田組組長の二本柳剛容疑者61歳です。
二本柳容疑者は、暴力団員の入会や利用が拒否されている航空会社のマイレージ会員となり、去年12月12日、函館空港で搭乗券を搭乗口に設置されたゲートにかざし、491マイル(491円相当)を不正に得た疑いが持たれています。
去年、暴力団の実態を解明していた警察が不正に気づき、裏付け捜査を進め19日、二本柳容疑者を逮捕しました。
取り調べに対し、二本柳容疑者は「マイルが貯まっている認識はなかった」と容疑を一部否認しています。
警察は、マイレージ会員になった経緯や余罪の有無などを調べています。