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カギは“新千歳”以外の空港活性化 「北海道エアポート」が6空港の受け入れ体制を拡充へ 5年後には1割増の3423万人の旅客数目標

2025年06月05日(木) 15時58分 更新

道内7つの空港を運営する「北海道エアポート」は5日、空港を持つ地方の自治体や大手航空会社などと連携協定を結びました。

増加するインバウンド需要の取り込みを目指します。



連携協定を結んだのは、HAP=北海道エアポートと、新千歳空港を除く、旭川市や函館市など、6つの空港があるそれぞれの自治体と大手航空会社です。



HAPの2024年度の旅客数は3025万人で、5年後には1割多い3423万人の目標を掲げています。



カギを握るのは新千歳空港以外の空港の活性化です。



全体の旅客数の8割を新千歳空港が占めていて、各空港の連携を強化し、新千歳の一極集中からの脱却を目指します。



北海道エアポート 蒲生猛 社長
「グランドハンドリングを採用している会社が、安心して人を採用して、教育して、ずっと雇用していただく」



具体的には、チャーター便などの需要に応えるため、地上業務のスタッフを融通し合うなど、新千歳以外の6空港の受け入れ体制の底上げを目指します。

北海道ニュース24