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【参議院選挙】北海道選挙区は自民2 立憲1 現職3人が再選 接戦を制した岩本氏「大変な選挙でした」惜敗の田中氏は街頭で次を見据える

2025年07月21日(月) 14時46分 更新

20日投開票された参議院選挙の北海道選挙区は、改選の3議席を争う激しい戦いとなりましたが、現職の3人が再選する結果となりました。

激戦から一夜明け、当選者が国政への意気込みを語りました。



未明までもつれ込む大激戦となった参院選の北海道選挙区は現職の3人が再選する結果となりました。

2期目の議席を得た立憲民主党の勝部賢志さん(65)は、事務所で自身が当選した新聞記事を見て、気持ちを新たにしました。



・立憲 現 勝部賢志氏
「ほっとしたというのが正直なところですね。そのほっとした思いとこれからスタートだなという思いの両方が交錯するような気持ち。いずれにしても課題が山積しているのでどれも猶予がない」

接戦の末、午前3時まえに3つ目の議席を手にした自民党の現職、岩本剛人さん(60)。



苦しかった選挙戦をしみじみと振り返りました。

・自民 現 岩本剛人氏
「いやぁ大変な選挙でしたね。もちろん物価高騰と人口減少でしょうね。これをどうやってこう支えていくか。回れば回るほど感じますよね」

岩本氏におよそ8000票差まで迫った、参政党の田中義人さん(53)は朝から街頭に立って、早くも次を見据えました。



・参政 新 田中義人氏
「大きな壁に手は届いたが、超えられなかったのは非常に悔しかった、そこを国政にいかないと法の改正とかできないんですよ。チャンスをもらえれば前向きに検討して前を向いてチャレンジしていきたい」

全国では、与党が大敗する結果となりましたが、北海道では6年前、3年前と同じく与党が2議席を制しました。

一方、全国比例ではまだ戦いが続いています。

自民党から立候補した鈴木宗男さん(77)の事務所では、最後の議席に滑り込むことを信じて支援者らが総務省が発表する開票結果をいまも待っています。

北海道ニュース24