【郵便局点呼問題】北海道内の郵便局9割近くで「不適切な点呼」判明 配達員に義務付けの飲酒確認など
2025年04月24日(木) 12時00分 更新
全国の郵便局で配達業務の点呼に法令違反の不備が相次いで発覚した問題で、北海道内では9割近くの郵便局で「不適切な点呼」が行われていたことが分かりました。
この問題は、全国の郵便局で配達員に義務付けられている飲酒の有無など確認する点呼が適切に行われていなかったものです。
日本郵便が調査した結果全国の75%にあたる2391の郵便局で点呼に不備があり、北海道内では集配業務を行う275の郵便局うち9割近くにあたる239の郵便局で「不適切な点呼」が行われていたということです。
総務省と国交省は、日本郵便からの報告に基づき、法令違反が認められた場合は「車両停止」などの行政処分を行うなど必要な対応を検討する方針です。