北海道電力の株主総会で原発再稼働方針を強調 再稼働後の電気料金値下げの水準を年内に示すとし株主に理解求める
2025年06月26日(木) 11時54分 更新
26日、北海道電力の株主総会が開かれ、株主からは原発事業からの撤退を求める議案などが提出されました。
泊原発3号機再稼働について原子力規制委員会の事実上の「審査合格」を受けて以降、初めて迎えた26日の株主総会。
株主からは、ことしも原発事業からの撤退など10件の議案が提出されましたが、北電側はいずれの議案にも反対を表明しました。
また、北電側からは、核燃料物質の荷揚げに使う新しい港の建設や防潮堤工事の費用に関する説明があり、再稼働を目指す方針を改めて示しました。
また、電気料金については原発の再稼働後に値下げする際の具体的な水準を年内に示すとし、再稼働に向け株主に理解を求めました。
北電は、26日午後にも会見を開き、詳しく説明する予定です。