「今後は大型貸切バスも任されるよう頑張りたい」聴覚障害を乗り越え通勤バスの運転手に 北海道運輸局が採用した苫小牧の会社に感謝状 バス運転手確保のモデルケース
2025年06月09日(月) 17時46分 更新
聴覚に障害がある男性をバスの運転手に採用した北海道苫小牧市の会社に感謝状が贈られました。
北海道運輸局から感謝状が贈られたのは苫小牧市のバス会社「日軽北海道」です。
この会社は2024年、高齢化による運転手不足の中で、聴覚に障害がある大沢勇一さんの採用に踏み切りました。
ハンドサインを使った半年間の路上教習を経て、1月から通勤バスを運転しています。
聴覚障害者が営業用バスの運転手になったのは道内初で障害を乗り越えての活躍が認められました。
日軽北海道・大沢勇一運転手
「上司がうれしくて喜んでいると思います。今後はさらに大型の貸切バスを任されるように頑張りたい」
北海道運輸局はバス運転手確保のモデルケースになればと話しています。