“海のルビー”「ホッカイシマエビ漁」が北海道別海町で始まる 生息地を傷つけないよう打瀬舟で漁
2025年06月30日(月) 16時30分 更新
朝焼けのなか、はためく白い三角の帆。
夏の風物詩、ホッカイシマエビ漁が30日から北海道東部の別海町で始まりました。
尾岱沼のホッカイシマエビ漁は、エビが生息する海藻を傷つけないよう、打瀬舟で風を帆に受け水面を静かにすべります。
ゆで上げた時に、鮮やかな赤色となることから「海のルビー」とも呼ばれるホッカイシマエビ。
漁は夏と秋の年2回行われ、30日に始まった夏のシーズンの漁獲枠は資源調査の結果8トンと、2024年より2トン少なくなりました。
漁師・滝尾昌弘さん
「型は大きいね!(今年は期待できそう?)そうね。予想は少ないけどね。実際やってみれば、まずまず入るからいいんじゃないかな」
尾岱沼のホッカイシマエビ漁は7月18日まで行われます。