「借金があって報酬目的だった」タイから大麻およそ1875グラムを密輸入しようとした疑い 30歳会社員の男を検察に告発 函館税関
2025年08月13日(水) 16時39分 更新

国際郵便で大麻およそ1875グラムを密輸入しようとしたとして、函館税関は13日、函館市の30歳の男を検察庁に告発しました。
関税法違反の疑いで告発されたのは、北海道函館市美原2丁目の会社員、大塚涼平容疑者30歳です。
大塚容疑者は6月、国際郵便でタイから大麻およそ1875グラムを密輸入しようとした疑いが持たれています。
函館税関などによりますと、成田国際空港の税関が不審な郵便物に気付き、検査したところ大麻と判明し押収しました。
大麻は薬物乱用者が通常使用する量でおよそ3750回分に相当する量でした。
税関と警察は、押収した大麻とは別の偽物の大麻を大塚容疑者の自宅に送付し、大塚容疑者が違法な大麻と認識して所持したとして、麻薬特例法違反の疑いで6月逮捕しています。
取り調べに対し、大塚容疑者は「借金があって報酬目的だった」と話しているということです。