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5キロ1900円台に…21年産備蓄米の道内での販売本格化 小泉大臣「手を緩めるかというと…」落ち着きを取り戻した売り場 短期的な対応の先にコメ増産?

2025年06月24日(火) 18時50分 更新

政府が放出した21年産備蓄米の販売がスーパーやコンビニ各社で始まり、北海道内での流通が本格化しています。



24日、備蓄米の販売がはじまった北海道帯広市のスーパー・ダイイチです。

並んでいるのは2021年産の米。

5キロ1944円です。




「コメが高いからなかなか10キロとか買えなくて」


「ちょっと食べてみたいなと思いまして」

北海道内のコンビニ大手=セコマでも販売が始まった備蓄米。

北海道内でも流通が本格化し価格も動き始めました。



全国のスーパーで15日までの1週間に販売されたコメの平均価格は、5キロ3920円。

3000円台になるのは約3カ月半ぶりです。



小泉進次郎 農水大臣
「これで3900円台に入ったからと言って、手を緩めるかというと、そういう状況でもない、ただステージが変わったことは間違いない事実」



こちらは、24日、備蓄米の取り扱いをはじめた札幌のコープさっぽろです。



価格は「5キロ1922円」のほか、「おためし」で「2キロ778円」でも販売しています。

客(2キロを購入)
「もしまずくてもそのまま2キロだったら食べきれるかなと思って」

ただ、その売り場にも、目に見える変化が現れています。



貴田岡結衣 レポーター
「開店から30分がたちましたが、行列は解消され、売場にはコメが残っています、店内も比較的落ち着いている状況です」



店頭価格を下げる。

短期的な対応の先にはコメの増産に舵を切るのかという難題が待ち構えています。

北海道ニュース24