備蓄米を「随意契約」で5キロ2000円に…小泉農水大臣が価格抑制に意欲「価格高騰は農家さんのためにもならない」札幌で生産者と意見交換
2025年05月24日(土) 18時03分 更新
小泉進次郎農林水産大臣が24日、札幌市で米農家らと意見交換し、随意契約での備蓄米放出による価格の抑制に理解を求めました。
小泉農林水産大臣は24日、講演のため札幌市を訪れ、これに先だってコメの生産者や流通業者らと意見交換を行いました。
小泉農水大臣
「この異常な価格高騰を続けていくことは、コメ離れを起こして農家さんのためにもならないという思いを持ちながらやっていることをご理解をいただきたいと思います」
生産者からは価格抑制に理解を示しつつも、生産コストの上昇などを踏まえた「適正価格」を求める意見が聞かれました。
小泉大臣は「随意契約」で売り渡す備蓄米について5キロ2000円にする方針を表明していて、26日にも手続きを始める意向です。