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【日本ハム】水谷瞬が先頭打者アーチ含む2HR3打点の活躍「出来すぎのバッティングだった」《一問一答》1番打者への強い思い 連敗脱出でゲーム差なしの2位浮上

2025年07月04日(金) 23時52分 更新

ホームラン2本を含む3打点の大活躍 水谷瞬選手(24)
ホームラン2本を含む3打点の大活躍 水谷瞬選手(24)

■日本ハム7‐1楽天(7月4日・エスコンF)

日本ハムは1回、水谷瞬選手(24)が先頭打者ホームランを放ち先制。

3回には、水谷のタイムリーツーベースで勝ち越すと、この回に一挙5点を奪います。

さらに水谷は、7回にもこの日2本目となる7号ソロを放ち、3安打3打点の活躍で日本ハムが連敗を止めました。

■1試合2HRの活躍 水谷瞬選手の試合後《一問一答》

Q.)今季初めての先頭打者アーチ、率直にあの一打というのは?
A.)1番を打っている以上は、どこかで先頭打者を打ちたいなって常に、毎回じゃないすけど、ピッチャーによって変わりますけど、1番を打っている人しか1打席目に先頭打者ホームランというのはないので、打たせていただける機会があるのであれば、打ちたいなって気持ちは思っていたので、今年も打てて良かったと思います。

Q.)チームとしては(前のカード ソフトバンク戦)3試合で2得点しか挙げてなかったというところで、悪い流れを断ち切るという一発でしたが
A.)対戦カードも変わって、ホームに帰ってきたってこともあるので、個人的にもまたリセットしてやっていこうという中の1打席目。いいアプローチができたので、良かったのかなと思います。

Q.)ホームラン5本中、2本が(楽天)早川投手だが
A.)別に得意にしてるわけではないですけど、なんかわかんないですね。合うのかもわかんないですし、実際、結果として打って、ホームランだけじゃなくてタイムリー、今日以外も含めて成績がいいってことは、実際聞いた話じゃないので。本人がどうかわからないですけど、ピッチャーの立場からしたら、意識するであろうとは思うので、それは勝手に意識してもらうのは、相手がしてもらったらいい話で、僕はそんなに考えすぎることはないと思う。シンプルに甘いところを狙っていくだけっていう気持ちで行った結果、今日も3本打てているので、結果は繋がったのかな。

Q.(楽天)早川投手の去年の成績は頭に入れて?
A.)打った覚えもありますし、先頭打者もそうですし、最初の対戦が一番嫌だったんですけど、そこから徐々に徐々に打てているってことは、投げにくいのかなと思いました。今シーズン初対戦ってこともあったので、対策もいろいろしてくると思いましたし、去年と今年、お互いに別人だとは思ってるので。これまで打っているからいけるだろうとか、そういう軽い気持ちではなくて、しっかりと今日のプランを立てて、臨んだ結果なのかなと思います。

Q.)7回にもホームランがあり、勝ち越し打もあったが、自分自身としては、どれがよかった?
A.)やっぱり全部。全部やりたいことというか、やろうっていうのをずっとファームの時からやってきたこと、ずっと佐藤友亮さん(打撃コーチ)と連絡を取りながらやってることが全て出来てしまった。1本って決めるのは難しいですけど、個人としては3本ともいいバッティング。本当にさっきも言ったように、出来すぎのバッティングだったと思うんですけど、チームとして見てみれば、あそこで勝ち越しタイムリーを打てた。そこからの複数点っていうところに繋がったので、挙げるなら2打席目なのかなと思います。

Q.)先ほど新庄監督から、バットが今季あまり折れていないのではと話をしていたが、最近のバットの消費具合は?
A.)バットの消費具合は確かに折れてないです。折れてないが、僕的には折った方がいいと思いますし、折ってヒットを打つのが、良いバッターだと思う。知らないですけど(笑)。バットが折れているときの方が、状態が良いときが多いと思うんで、そこは一つバロメーターとして持っています。

Q.)ストレートもポイントを引き付けて打っている?
A.)僕は出来るだけ中で打ちたいタイプなので、あんまり前で打ちたくないぞって。前で打つ人いますけど、僕は入れて打ちたいんで、そこは僕の中ではバロメーターとして持っていますし、ただ折れるんじゃなくて折れてヒットゾーンに落ちるってことは、いい軌道で出せているからこそ、そこに落とせている、アプローチできていると思うんで、それを嫌がりだしたときは、どんどん崩れているときだなっていうのは感じる。

Q.)1番を打つうえでの心構えは?
A.)今も苦手ですし、今日みたいなホームで初回の守備でピンチの場面とか、そういうときは本当に困るんですけど、できればもう3人で抑えてもらった方が僕は楽なんすけど、正直、相手ピッチャーのリズムも早く、マウンドに上がっても、ポンポンって投げてスタートする人もいれば、ゆっくりと上がってきてゆっくり準備する人もいるんで。そこは一概に僕の中でリズムを決められないところではあるので、ホームのときは気持ちもそうですし、体の面も含めて、守備に行く前に1回、鏡の前でセットして、そこから守備に向かってクリーンな状態で帰ってきて、そのまま打席に向かうっていうことを今は心がけています。

Q.)先頭打者ホームランは1番じゃないと打てないと話をしていたが、打順へのこだわりは?
A.)今年はさっきも言ったように、あまり得意というか、結構難しい打順ではあると思うので、今年は1番にこだわっていこうっていう気持ちを持ってキャンプから入ったんですけど、なかなか1番じゃなくて、2番とかいろんな打順になることが多かったが、こだわりはそこまでなくなってしまったんですけど、キャンプのときほど。やっぱりSNSとか含めて、コーチのボソッと話してもらえる声の中に1番がいいなみたいな話とかをもらえるので、他の打順よりは1番に対して、こだわって1番のときは何か強い気持ちを持って、思いを持って行っているつもりではあります。

Q.)正真正銘の2発ってことになりましたが、2発打てたことについて?
A.)ホームランは何本も打てるわけではないので、2本目は本当にいいアプローチというか、自分の中でいいスイングができたので、あの形にはなりましたけど、おまけみたいなもんだと思っているので。もちろんホームランを明日以降も打てるようにやっていきたいが、僕は2割3分、20本とか、そういうタイプじゃ駄目だと思うので、ホームランだけにこだわらずに、その状況によって、カウントによって違うバッティングもできるようになっていかないといけない。今日は2本先に出て、いい形でホームランとタイムリーが出て、3打席目だったので、楽な気持ちで行けた結果が最高の形だったっていうだけ。切り替えて明日もやっていきたいなと思います。

Q.)監督は、順位が入れ替わって、この混戦って面白いっていう言い方をしていたが、こういう順位が入れ替わる展開は、どういう思いでプレーしている?
A.)良い意味でも、悪い意味でも、まだ前半戦が終わってない。折り返しちゃいますけど、前半戦も終わってない。もちろん1位にいることに越したことはないですし、早い段階でもマジック点灯してっていうのが一番理想な形ではあると思うんですけど、まだ7月なのにそんな3位だからどうとか、4位だからとか言ってるのもどうなのかと思う。もちろん勝ちにはこだわっていかないといけないと思いますけど、ここから夏場、結構きつくなって、順位の変動が激しくなる季節に入ってくると思うんで、もちろん、勝っていかないといけないけど、僕の中では一戦一戦、毎日の繰り返しなのかなとは思っています。

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