【密漁】毛ガニ508匹を所持疑い 漁師一家3人を現行犯逮捕 海上保安庁職員の立ち入り検査で発見 北海道森町
2025年09月29日(月) 11時58分 更新
密漁された毛ガニ（提供・函館海上保安部）
29日未明、北海道南部の森町で、密漁した毛ガニ508匹を所持していたとして、船長ら男3人が逮捕されました。
北海道漁業調整規則違反の疑いで逮捕されたのは、いずれも森町の漁師で、第八仁宝丸の船長の男（48）、甲板員の75歳と20歳の男の計3人です。
密漁された毛ガニ（提供・函館海上保安部）
3人は、それぞれ親子関係にあり、29日午前1時27分ごろ、森町の砂原漁港に係留した船内に、知事の許可を得ずに獲った毛ガニを所持した疑いが持たれています。
密漁された毛ガニ（提供・函館海上保安部）
函館海上保安部によりますと、船内で所持していた毛ガニは、508匹（約135.8キロ）にものぼるということです。
当時、立ち入り検査をしていた海上保安庁の職員が、船内で毛ガニが入った箱を発見。
第八仁宝丸（提供・函館海上保安部）
3人から事情を聴いたところ、密漁していたことを認めたため、逮捕しました。
函館海上保安部は、男3人の具体的な供述を明らかにしていませんが、販売目的で毛ガニを密漁したとみて詳しく調べています。