駆除したクマのDNA型が死亡男性の衣類に付着の体毛などと一致 4年前に70代女性が犠牲になったケースとも 北海道福島町
2025年07月19日(土) 17時30分 更新
北海道福島町で18日駆除されたクマのDNA型が、12日に死亡した男性の衣類についていた体毛のものと一致したことがわかりました。
福島町の住宅街では、18日未明、オスのクマ1頭が駆除されました。
道総研がクマのDNA型を鑑定したところ、今月12日に死亡した新聞配達員の52歳男性の衣類についていた体毛や、現場周辺で採取した体毛と一致したということです。
また、4年前に町内で70代の女性を死亡させたクマとも一致しました。
町民
「ここに来るクマはもういないのかなという安心感はあるけど」
鳴海清春町長(19日午後3時ごろ)
「まだ厳しい状況が考えられる。今の対策を引き続きやっていきたい」
道はクマの駆除を受け「ヒグマ警報」を解除し、一段低い「注意報」に切り替えました。