注目は北海道ワイン…販路拡大や人材育成で協力 東急グループ×北海道が連携協定「ワインは食と観光を結びつける重要コンテンツ」
2025年05月08日(木) 17時52分 更新
北海道の食と観光を通じて、地域活性化を図ろうと、北海道は8日、東急グループと包括連携協定を結びました。
協定では、北海道が観光資源などの情報を東急に提供し、東急はグループ全体で道産食品の販路の拡大や観光分野での連携を図るとしています。
中でも注目しているのは、北海道産ワインです。
さっぽろ東急百貨店 仙石眞一店長
「温暖化の影響で、北海道のブドウの生産がよくなっている」
北海道経済部食産業振興課 藤井琢英課長
「ワインは食と観光を結びつける重要なコンテンツになる」
具体的には、北海道が開くワインアカデミーに、東急でソムリエ資格を持つ社員による講座を開いて人材を育成するほか、東急が行うツアーなどで、道産ワインや道産食材を提供することなどが盛り込まれています。
北海道としては今回の協定で、地域産業のより一層の強化を図りたい考えです。