9月1日は「防災の日」 体を動かして楽しく防災を学んでもらう「防災運動会」 担架リレーや防災クイズで日ごろの防災意識高める 北海道木古内町
2025年09月01日(月) 16時22分 更新
北海道南部の木古内町では、防災の日を前に体を動かしながら楽しく学ぶ防災運動会が開かれました。
8月31日、木古内町で開かれた「防災運動会」です。
担架で人を搬送するリレーでは、慣れないせいか、転倒してしまう人も…。
木古内町では、体を動かしながら防災について楽しく学んでもらい、町全体の防災力を高めようと2024年から「防災運動会」を実施。
今年は小学生から大人まで50人が参加し、記者も小学生チームに入れてもらいました。
挑戦したのは、初期消火のひとつ、チームワークが重要なバケツリレーです。
麻原記者
「戻して戻して!これ最後!」
効率的に運ぶためには、正確な声掛けが大切です。
他にも、防災に関するクイズ大会など、白熱した戦いが繰り広げられました。
「優勝は…木古内小学校陸上部チーム!」
「いぇーい」
優勝した小学生
「楽しかったし、防災のことも学べて嬉しかった」
子ども
「助けてー!」
子ども
「逃げろー!」
運動会以外にも、参加者たちは救助を求める際の声の大きさを測定したり、火災によって煙が充満した空間での視界の悪さなどを体験しました。
参加者
「何も見えなくて本当に迷った」
参加者
「定期的に意識付けしていかないと。子どもも楽しめるイベントで、今回参加してよかった」
木古内町 鈴木慎也町長
「災害が起こった際に一番大事なのは経験。体が勝手に動くような、そういった経験や体験や学びが大事です」