2人の将来設計のため…マッチングアプリで知り合った“エステ経営者”からもうけ話持ちかけられ、現金約660万円だまし取られる
2025年08月21日(木) 09時06分 更新

北海道オホーツク地方に住む40代の男性が、2025年8月、エステサロン経営者を名乗る人物からもうけ話を持ちかけられ、657万円をだまし取られました。警察は恋愛感情を利用したロマンス詐欺事件とみて捜査しています。
警察によりますと、男性は2025年8月1日、マッチングアプリで、エステサロン経営者を名乗る人物と知り合い、SNSでのやり取りを始めました。
その後、SNS上でエステサロン経営者を名乗る人物と結婚の話となり、2人の将来設計のためと通販サイトでのもうけ話を持ちかけられ、商品の仕入れ代金として、8月9日から19日までの間に、指定された口座に複数回にわたって、あわせて現金約657万円を振り込みました。
警察によりますと、この通販サイトは、実際の通販サイトに似せた嘘の通販サイトでしたが、商品を売り上げた際に得られるはずだったポイントが減って、ポイントを戻すためにさらに金を要求されたことを不審に思った男性が、警察に相談してだまされていたことがわかりました。
警察は、恋愛感情を利用したロマンス詐欺事件とみて捜査しています。
警察は、SNSで知り合った相手から現金を請求された場合は詐欺を疑い、警察相談専用電話「#9110」に相談するよう呼びかけています。