“トランプショック”株価乱高下に…市民「逆にチャンス」「500万円ほど損」、専門家は「必ずV字回復している、慌てずに行動することが重要」いまは“我慢の時”か
2025年04月14日(月) 19時28分 更新
トランプ大統領が打ち出した関税措置の影響で株価が乱高下しています。積み立て投資など、私たちの生活にはどう影響するのでしょうか。
14日の日経平均株価は、前週末から400円近く値上がりし、3万3982円36銭で取引を終えました。
トランプ大統領が「相互関税」の導入を表明して以降、乱高下を繰り返す株価に街の人は…。
投資をしている人
「トランプが大統領になったらあがると思っていたからあれ?と思って。真逆の方にいっちゃったんで」
投資をしている人
「逆にチャンスだと思って、買うのを増やしてます」
こちらの男性は、「相互関税」の発動後、15年かけて積み立てた投資信託に大きな損益が出たといいます。
公務員の男性(30代)
「発表する前と比較して500万円ほど損が出たところ。私の年収の手取りがだいたい400万円なので1年間タダ働きかなという感じ」
今月、結婚したばかりだという男性。
今後も投資を続けていく考えですが…。
公務員の男性(30代)
「(妻と)トランプさんちょっとやめてくれという話はしてました。結婚旅行はちょっと近めにしようかな…」
「貯蓄から投資へ」
政府が積極的な資産運用を推し進める中でのトランプショック。
投資の専門家は「慌てずに行動すること」が重要だと話します。
トレーダーズアカデミー札幌校 宮崎公男 校長
「いろんな金融ショックとか金融危機があったが時間の長い短いはあっても、必ずV字回復している。積み立てNISAみたいなものは暴落した時は沢山買えるというメリットがあるので、積み立てでやっている人なんかは慌てないというのが大事」
経済の先行きが見通せない中、いまは「我慢の時」なのかもしれません。