北海道ニセコ町で砂利搬送中のダンプカー横転、84歳の男性運転手死亡 未舗装でバランス崩したか
2025年07月26日(土) 13時19分 更新

横転事故について調べている倶知安警察署
25日夕方、北海道後志地方のニセコ町で、工事現場に砂利を運んでいたダンプカーが横転し、84歳の男性が死亡しました。
事故があったのは、ニセコ町近藤の私道脇にある土地の造成工事現場です。
25日午後6時半ごろ「ダンプカーが横転して運転手の意識がない」と、現場にいた運転手の知人から通報がありました。
警察によりますと、横転したのは土地の造成工事のため、土砂を運んでいたダンプカーで、倶知安町に住む作業員、藤谷智行さん(84)が運転していました。
藤谷さんから連絡を受けた知人が駆けつけた際、ダンプカーは荷台を上げた状態で、運転席側が地面に横倒しになっていて、藤谷さんは車内に閉じ込められ、意識がない状態だったということです。
藤谷さんは、搬送先の病院で死亡が確認されました。
現場は未舗装だったため、警察は、現場の状況などから、何らかの原因で、ダンプカーがバランスを崩した可能性もあるとみて、事故当時の状況を詳しく調べています。