「人生を終わらせたかった。死刑になるしかない…」長男殺害容疑の父親(43)が供述 8日から鑑定留置始まる 札幌市手稲区
2025年05月09日(金) 12時13分 更新
札幌市手稲区の自宅で、小学5年生の長男を殺害した疑いで逮捕・送検された43歳の父親が「死刑になりたかった」などと供述をしていることが新たに分かりました。
札幌市手稲区の会社員、厚海慎一容疑者(43)は4月22日、自宅で、長男の律くん(10)の首を絞めるなどして殺害した疑いで、逮捕・送検されました。
律くんの死因は首を圧迫されたことによる窒息死でした。
捜査関係者によりますと、厚海容疑者は殺害の動機について、「人生を終わらせたかった。自分が死ぬには死刑になるしかないと思い、息子を殺した」などと供述しているということです。
札幌地検は、厚海容疑者に刑事責任能力があるかどうかを調べるため、札幌地裁に鑑定留置を請求し、8日から7月7日までの鑑定留置が始まっています。