札幌市が下水道管の特別重点調査を開始 全長約185キロの下水道管が対象 埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け
2025年07月02日(水) 11時34分 更新
埼玉県八潮市での道路陥没事故を受け、札幌市で古くなった下水道管の特別重点調査が始まりました。
この下水道管の調査は、国からの要請に基づき行うものです。
対象は、設置から30年以上が経過した直径2メートル以上の下水道管で、札幌市内では約185キロの長さに及びます。
2日は、白石区で下水道管のマンホールに作業員が入り、目視で水の量や損傷がないかどうかを確認していました。
札幌市下水道河川局・管路保全課・染矢洋課長
「二度と(八潮市のような)事故を起こさないためにも、早急に下水道管の調査を行う」
「交通規制等、ご迷惑をおかけすることもあると思いますが、ご理解とご協力をお願いいたします」
また、自走式のテレビカメラを下水道管の中に入れ、内部を映像でチェックする調査や道路の下の空洞の調査なども行われます。