通学路近くの線路を横断するクマ 地域での目撃は9日連続 「児童には出会った時の対処を指導」 近くの小学校ではジャンボタクシーでの送迎も 北海道砂川市
2025年09月08日(月) 18時15分 更新
クマの目撃が相次ぐ北海道砂川市で、8日から保護者が迎えに来られない小学生を対象に、タクシーによる送迎が始まりました。
線路を横断する1頭のクマ。
8日午前6時半すぎ砂川市北光で、見守り活動中の小学校の校長が、JR函館線の線路上から東方向に立ち去るクマ1頭を目撃しました。
北光地区でクマの目撃情報が寄せられるのは、8日で9日連続です。
近くの北光小学校では、保護者に対し登下校時の送迎を要請していますが、8日から金曜日まで下校時に保護者が迎えに来られない児童を対象に、ジャンボタクシーでの送迎を始めました。
北光小学校 濱本有未代校長
「初めて今回(クマを)目撃して、ちょっとやっぱり身がすくむっていうか。(児童には)出会った時にどう対処しなきゃいけないかということは折に触れ指導していきたいと思っています」
道は、砂川市に発表しているヒグマ注意報の期間を10月7日まで延長することを発表しています。