「古古古米」5キロで1933円 北海道内で随意契約の備蓄米販売が本格スタート 高い購買欲 米穀店には前日深夜から並ぶ客も
2025年06月10日(火) 17時56分 更新
随意契約による備蓄米の販売が、北海道内でも本格的にスタート。
米を求めて長蛇の列ができています。
貴田岡結衣記者
「ずらっと車並んでます。その台数ですね…な…何台…」
江別にある「松原米穀」の倉庫前にできた列。
最後尾まで行ってみると早朝にも関わらず、約1.8キロも続いていました。
販売したのは2022年産の備蓄米、いわゆる「古古米」で、5キロ2150円です。
並ぶ人
「(先頭ですが何時から並んでいた?)午前3時。家にある米がなくなったので1回食べてみようかと思って」
午前6時から販売し、2時間半で約1500袋が完売です。
さらに札幌市東区の本社でも…。
並ぶ人
「(何時ごろから並んでいる?)夜11時」
片山侑樹記者
「松原米穀本社上空です。本社を取り囲むようにして大勢の人たちが並んでいます」
午前10時から販売すると、わずか1時間で約1300袋が完売しました。
一方、スーパーアークスでは札幌市内の4店舗で、2021年産の「古古古米」を販売。
価格は1933円と、2000円を割りました。
ラルズ 樋口裕晃常務
「古古米より値段が高くなるわけにいかないので、このように値段設定した」
販売開始は午後3時でしたが、その1時間半前までに並んだ人たちで、用意した100袋がなくなりました。
14日には、スーパーアークスやビッグハウスなど、ラルズ全店で備蓄米の販売する予定です。