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「足をねんざして動けない」硫黄山の登山中に50代男性がけが 警察が発見し救助 同行者が救助要請 現場は新噴火口付近 北海道斜里町

2025年07月07日(月) 08時30分 更新

遭難の状況などについて調べている斜里警察署
遭難の状況などについて調べている斜里警察署

6日夕方、北海道斜里町の硫黄山で男性がけがをして遭難し、警察が捜索していましたが、7日午前6時すぎに発見し、ヘリで救助しました。男性は会話もでき命に別状ないということです。

6日午後5時半過ぎ、硫黄山を登山していた男性から「同行している者が足を捻挫して動けない」と警察に通報がありました。

警察によりますと、遭難したのは帯広市の51歳の国家公務員の男性で、硫黄山の中腹、およそ600メートル付近にある新噴火口付近で足を捻挫し、痛みが強くなり、歩けなくなったということです。

男性は、5日、通報者の男性と2人で硫黄山に入山し、山頂からウトロ方向へ下山している最中でした。

2人は、警察と携帯電話で連絡が取れていて、テントや防寒着を持参しているものの食料と水が尽きていたということです。

50代男性が遭難したルートは、硫黄山の上級者向け登山道で、クマが出没することなどから、夜間の捜索は難しく、7日午前5時ごろから山岳救助隊とヘリコプターが捜索を開始、午前6時すぎに男性ら2人を発見し、救助したということです。

北海道ニュース24