「飲みたかった」他人の住宅に侵入し、盗んだものは缶コーヒー…警戒中の警察官が現場を目撃 周辺では類似事件相次ぐ
2025年06月04日(水) 20時46分 更新
住居侵入などの疑いで70歳の男を逮捕した函館中央警察署
4日午前、北海道函館市双見町の住宅に侵入し、缶コーヒーなどを盗んだとして、70歳の無職の男が逮捕されました。
住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、函館市に住む70歳の無職の男です。
男は4日午前10時半ごろ、函館市双見町にある77歳男性の住宅に侵入し、缶コーヒー1本など2点（時価合計140円相当）を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、この地域では5月ごろから空き家や神社などで飲み物や食べ物を盗まれる事件が数件続いていました。
警察官が現場周辺を警戒していたところ、男が被害者の住宅の鍵がかかっていない裏口から侵入しているところを発見。
出てきたところで声をかけると、「自分で飲むために盗んだ」と容疑を認めたため、現行犯逮捕しました。
当時、被害男性は自宅にいたということですが、男の侵入には気付いていませんでした。
男と被害男性は面識があり、警察の取り調べに対し、男は「飲みたかった」と容疑を認めているということです。
被害男性は以前にも自宅から飲料などが盗まれる被害に遭っていて、警察は、男の余罪などについても調べを進めています。