「妻と次男がはぐれた」釣りに行った40代母親と7歳息子が遭難 携帯繋がらず…約40人態勢で捜索 警察犬やハンターも同行
2025年08月11日(月) 10時26分 更新
現場周辺でクマを警戒するハンター
10日、北海道芽室町のダム付近で、40代の母親と小学2年生で7歳の男の子の行方がわからなくなっていて、警察や消防が捜索しています。
北海道芽室町の「美生ダム」
行方がわからなくなっているのは、北海道当別町に住む40代の母親と、小学2年生で7歳の男の子です。
警察と消防 約40人態勢で捜索
2人は、10日午前8時半ごろ、40代の父親と10歳の長男と一緒に、芽室町にある「美生ダム」付近の駐車場に車を停め、釣りをするために北西方向へ歩いていました。
警察犬も捜索に加わる
父親と長男は、先に目的地に歩いていき、母親と男の子は後から向かっていました。
警察のヘリも上空から捜索
しかし、母親と男の子は目的地に現れなかったことから、10日午後9時ごろに父親が「妻と次男がはぐれた」と警察に通報しました。
北海道芽室町の「美生ダム」
警察によりますと、母親は携帯電話を持っているとみられていますが、現場は電波が通じにくい場所で、電話が繋がらない状態が続いているということです。
警察と消防は、11日午前7時半ごろから、約40人態勢で捜索をしています。
また、現場付近はクマが生息している地域で、ハンター4人も捜索隊に同行しているということです。
親子を捜索する帯広警察署