ニュース

Official Account

詐病で入院 保険金1365万円だまし取った詐欺グループ 元保険会社社員が“指南役”か

2025年05月30日(金) 12時29分 更新

身体の不調を装って入院し、保険金1300万円あまりがだまし取られた事件で、逮捕された5人のうちの1人が元保険会社社員だったことがわかりました。

詐欺の疑いで逮捕された、株式会社M’Sの自称会長・武藤健太郎容疑者41歳ら5人は、2021年10月ごろ、統合失調症を装ったひとりを札幌市内の病院に入院させ、保険会社から1365万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。

捜査関係者によりますと、29日逮捕された佐野大輔容疑者38歳は、元保険会社の社員で、保険契約や手続きについて指南する役割を担っていたということです。

警察は、別の事件で武藤容疑者が会長を務める会社の社員らも逮捕していて、2つの事件の関係など実態の解明を進めています。

北海道ニュース24