秋サケ漁「ひどかった去年よりは良い」とシーズン序盤の手応え…しかし研究機関は“平成以降最少”2017年を下回ると予測
2025年09月11日(木) 16時25分 更新
北海道内各地で秋サケ漁が始まりましたがここ数年、不漁が続いています。今シーズンこれまでの手応えと予測を聞きました。
今月4日から始まった十勝地方の秋サケの定置網漁。
大樹町の漁港には11日朝、5隻の船が港に戻り、あわせておよそ1.5トンを水揚げしました。
漁の序盤には、1日に6トンを超える水揚げがあった日もあり、漁業者は今後に期待しています。
漁業者
「去年が不漁でひどかったから去年よりは良い。(魚体は)去年よりちょっと大きいんじゃないかな」
道立総合研究機構によりますと、今年の秋サケの来遊数は北海道全体では去年のおよそ65%で、平成以降で最も少なかった2017年を下回ると予測されています。
大樹町の秋サケの定置網漁は、11月上旬まで行われます。