『六花亭』のカステラからカビ発見 商品3400本を自主回収 包装の際の密封が不十分だったか
2025年06月16日(月) 14時44分 更新

北海道帯広市の製菓会社、六花亭のカステラからカビが見つかり、商品およそ3400本を自主回収しています。
包装する際に密封が不十分だったか、袋に穴が開くなどした可能性があるということです。
カビが見つかり自主回収を進めているのは、六花亭のカステラ(8切入)です。
六花亭によりますと、商品を購入した客から5月27日、カビが生えているという内容の問い合わせがあったということです。
確認したところ、8切のうちの1切に3ミリ幅のカビが見つかったということです。
また、6月15日にも別の客2人からカビが生えているという問い合わせがあり、6月16日から自主回収を始めました。
6月16日までに健康被害などを訴える人の情報は入っていないということです。
このカステラは、中札内村の工場で製造され、道内の店舗やオンラインショップでも販売されています。
原因は不明ですが、同じカステラでも1切入りで梱包した商品にはカビの発生がないことから、8切入りを梱包した際にビニールの密封が不十分だったか、袋に穴が開くなどした可能性があるということです。
六花亭は、5月26日から6月15日までに販売したカステラ(8切入)およそ3400本の自主回収を進めていて、手元にある人は六花亭の各店舗に持ち込むか、帯広市の本社へ郵送してほしいと呼びかけています。