札幌がeスポーツの聖地に! 大和ハウスプレミストドームで今年開催されたeスポーツの世界大会が、2026年と2027年も開催 札幌ドーム経営安定にも「渡りに船」
2025年06月24日(火) 16時36分 更新
札幌市がeスポーツの聖地として世界に認められました。
2025年1月に大和ハウスプレミストドームで開催されたeスポーツの世界大会が、2026年と2027年もドームで開催されることが決まりました。
激しい撃ちあい!熱狂する応援!2025年1月から2月にかけて札幌市で開かれた「ALGSチャンピオンシップ」です。
1億人以上がプレーしているオンラインのゲーム、「Apexレジェンズ」の世界大会には、5日間の開催で国内外から延べ約3万3000人が来場。
札幌市に13億円以上の経済効果があったとされています。
アメリカの大会主催者、エレクトロニック・アーツと札幌市は、24日、この世界大会を、2026年と2027年も札幌市で開催することで合意しました。
会場はもちろん、大和ハウスプレミストドーム。
3年連続、同じ国で開催されるのは大会史上初めてです。
主催者を唸らせた札幌市のポテンシャルはどこにあったのでしょうか。
エレクトロニック・アーツ モニカ・ディンズモア 代表
「大和ハウスプロミストドームの存在が大きかった。市から遠く離れていなく、ファンにとっても来やすくてゲームが楽しめる」
大会の成功と願っても無い「臨時収入」で、赤字脱却を達成した「札幌ドーム」にとっても、巻き返しに向けてまさに「渡りに船」です。
札幌ドーム 阿部晃士 社長
「寒さや雪にも影響されない、このドームというのは非常に世界の人達から見てもインパクトがあると思いますので、ほかのeスポーツ大会も札幌で開催してもらえるようになったら」
大会主催者は、2026年も2027年も2025年と同じく、1月の開催を見込んでいて、開業当初からの課題だったドームの冬の集客力向上につなげたい考えです。