終戦の日に「赤紙」配布 「犠牲のうえに生かされている」長崎で被爆した女性が核兵器廃絶を訴える
2025年08月15日(金) 11時46分 更新
終戦の日の8月15日、札幌市では市民団体が戦時中の召集令状「赤紙」を配り、反戦と平和を訴えました。
札幌駅前では、市民団体約60人が街頭に立ち、召集令状を模した「赤紙」を配りました。
赤紙を受け取った男性
「これが昔届いたら、(戦争へ)行かなければいけない。いつまでも平和な世界であってほしいと思います」
15日は、長崎で被爆した女性も参加し、核兵器の廃絶を訴えました。
長崎で被爆した宮本須美子さん(87)
「何年も平和であるのは、亡くなった人の犠牲のうえに生かされている」
戦争体験を語れる世代の高齢化と、次世代への継承が課題になっています。