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【JR宗谷線・脱線事故】排水管が詰まって水が溜まり、盛り土が崩れた可能性 音威子府⇔稚内は、少なくとも26日まで運転見合せ

2025年04月16日(水) 12時12分 更新

 北海道北部の中川町のJR宗谷線で起きた脱線の原因について、土の中の排水管が詰まって水が溜まり、盛り土が崩れた可能性が高いことが分かりました。
 


8日に、JR宗谷線で起きた普通列車の脱線事故は、線路の盛り土に雪どけ水がしみ込み、広い範囲で崩れたことが原因とみられています。



JR北海道のその後の調査で、線路の山側の雪どけ水などを川の方向に流す排水管の一部に木のかけらや石が詰まり、線路の周りに、水が大量にたまっていたことが分かりました。



排水管は、2023年6月の点検では、問題は確認されなかったということです。



JR北海道は、今回の現場と似た構造の場所の点検を始めています。



JR宗谷線は音威子府と稚内の間で、少なくとも26日まで運転を見合わせる見通しです。

北海道ニュース24